闇金新聞

金融勤め14年の社畜が気になるニュース

東京モデル発表

東京都は新型コロナウィルスの外出自粛や休業要請の解除・緩和に向けたロードマップ(骨格)の概要を公表。

https://www.youtube.com/watch?v=gT1lVh0neCE&feature=share

 

緩和の目安は「新規感染者が一日あたり20人未満」「感染経路不明が50%未満」「週単位の陽性者増加比が1未満」「重症患者数」「入院患者数」「PCR検査の陽性率」「受信相談件数」の7項目の目安を盛り込み、検討を重ねて、来週中にロードマップが策定・公表される方針とのこと。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-15/QACO6HT1UM1G01

 

新規感染者という観点では、緊急事態宣言の解除目安とされる過去1週間での新規感染者数が10万人当たり0.5人以下よりは緩く、一週間の新規感染者は140人未満に抑えられれば良いことになる。

 

東京の新規感染者は昨日30人、本日9人なので、緊急事態宣言解除の目安をクリアするにはあと5日で31人に抑える必要があるが、現時点程度の新規感染者数が維持されれば、緊急事態宣言が解除されずとも月末を待たずに東京都としての自粛緩和の可能性もあろう。

 

緩和は三段階で、(1)博物館や美術館、図書館のような公共施設を再開、(2)劇場などクラスター歴がなく三密が重なりにくい施設の緩和、飲食店の営業時間短縮を一部緩和、(3)ライブハウスや接待を伴う飲食店など高リスクとされる施設を除いた施設全てを再開、の順で進められる。

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020051501002020.html

 

自粛解除が早まったとしても、極めて緩やかな経済活動再開になることが予想され、残念ながら然程経済にポジティブな材料にはならなそうだ。

#StayHome until the 21st