Black lives Matter
ジョージ・フロイド氏がミネアポリス市警の警官に膝で首を押さえられて死亡した事件を受けて、米国では連日デモが起きている。
銃社会の米国では、他国対比で警察官が容疑者と接触する際の危険は高く攻撃的にならざるを得ないとは言え、膝で9分間近くチョークホールドして窒息死させるというのは明らかに過失があり、差別的な行動だったと言われても否定できないと個人的に思う。
ジョージ・フロイド氏を死なせたデレック・チョーヴィン被告は、以前から18の苦情が寄せられていたと報道されており、うち2つは「侮辱的な口調」「中傷的な言葉」を使ったことにより懲戒を受けているとのことで、決して模範的警察官ではなく、如何にも人種差別主義者っぽい雰囲気も人々の怒りを買っているのかもしれない。
https://edition.cnn.com/2020/06/01/us/derek-chauvin-what-we-know-trnd/index.html
初めての出廷が8日だったが、今後彼の陳述や裁判の結果次第ではデモが激化する恐れもあろう。(次回の出廷は29日)
https://www.bbc.com/japanese/52974723
日本人に馴染みがない米国の差別問題を理解する上で一助になる記事を、米国で黒人男性と結婚した日本人女性がHuffpostに投稿している。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ed97378c5b69d703f385dd4
黒人に限らず、誰もが自分と違う見た目やバックグラウンドを持つ人に対して偏見を抱くことは少なからずあり、一人一人がこうした偏見に影響されず、人として正しい行動ができるようになれば差別は改善されるはず。